星空と虹の橋の小説を掲載しています。
更新履歴
- こんな日は素直に休みましょう
2025/11/23 08:55:29 探偵事務所所長×部下シリーズ - 思いがけない小さな宝石たち
2025/11/18 14:42:15 探偵事務所所長×部下シリーズ - 【300字SS】拭えないまま
2025/10/04 22:41:49 ショートショート・その他 - 【300字SS】必然で唐突な運命
2025/07/05 22:00:07 ショートショート・その他 - 【300字SS】だから、独りを選ぶ
2025/06/07 22:41:10 ショートショート・その他
No.150
- この投稿と同じカテゴリに属する投稿:

毎月300字小説企画 のお題に挑戦しました。お題は「3」です。
先日アップした、『重なり合うブルー・アワー』 のヒロイン視点・モノローグ的な感じです。
-------
また、この喫茶店に来てしまった。
鞄に入れっぱなしだったレシートを広げてみたら二枚あったから、もう三回目。
あの人と昔通った喫茶店と同じ名前というだけでふらりと扉をくぐって、雰囲気はもちろん違うのに、気づいたら思い出の紅茶一杯でだいぶ長居してしまっていた。
びっくりするくらい、居心地がよかった。ほんの少しだけ、軽くなれた。
二回目も同じ、そして今も。……気のせいじゃない。
注文を取りに来るマスターの声も、まるで寄り添ってくれているみたいに心地いい。
——私、きっとまたここに来るわ。
紅茶一杯で長居するなんて迷惑かもしれないけれど……このタイミングで出会えたのは、運命としか思えないから。
#[300字SS]