星空と虹の橋の小説を掲載しています。
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No.151
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毎月300字小説企画 のお題に挑戦しました。お題は「疑う」です。
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「ごめん」
「え、いきなりどうしたんですか?」
「ずっと謝りたくて。……個人的なことだけど、君のことをずっと信用できなかったから」
合点がいった。私を見ているようで見ていない、あの奇妙な違和感の正体。
彼は無実の罪を被せられ、国から追われる身。
私は大切な人を奪われ、復讐のために旅立った身。
狙うべき敵が偶然同じかもしれないとわかり、共に行くことを決めた。
「お互い様ですよ」
「うん。でも今は君のこと、大事な仲間だと思ってる」
何も返せなかった。
私達の出会いは、悪い意味で必然だったんじゃ?
私の見えないところで敵と繋がっているんじゃ?
私はまだ、信じきれていない。
「君は、そのままでいいよ」
私は、何も言えなかった。
#[300字SS]