星空と虹の橋の小説を掲載しています。
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No.48
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300字SS のお題に挑戦しました。『演じる』です。
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君の考えは残念ながらお見通しなんだ。その伏せられた瞳の奥で、これなら同情をひけると考えているんだろう?
君は想いを触れ合わせていると信じていた相手にふられたことに胸を痛めて、他にもいい人はいるから元気を出して、私はあなたの味方だからと言いたいはずだ。前回もその前もそうだった。
実はこちらの用意した舞台だと知ったら、演者にわざわざ君を選んでいる理由さえも知ったら、一体どんな演技をぶつけてくるのだろう?
目元にハンカチを当てた君がそろそろと顔を持ち上げる。緩みそうな唇を必死に引き結ぶ。
「どんなあなたでも、私は味方だから」
一瞬、背筋がふるりと震えた。
#[300字SS]