星空と虹の橋の小説を掲載しています。
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No.52
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300字SS のお題に挑戦しました。お題は『余り』です。
「余り者」っていう言葉が張り付いて離れなくなった結果ですw
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ふと、彼女が小さく笑った。怪訝に思いながら顔を覗き込むと、緩く首を左右に振った。
「最初は余り者同士だったよね、って」
そういえば、彼女とペアを組むのはこれで三度目だ。
一度目は、名前を知る程度の他人で気まずさが付きまとった。
二度目は、一度目があったから何となく。
それから、ちょっとした知り合いから、常に頭の中に存在するほどの相手となった。
「あの時はマイナスなイメージが強かったけど、今は意外とそうでもないなって。単純かな」
「……むしろ、運命の出会いだったんじゃないかな」
口にしてから、使い古され過ぎたクサい台詞だったと羞恥でいっぱいになったけれど。
彼女はただ、柔らかく笑い返してくれた。
#[300字SS]