星空と虹の橋の小説を掲載しています。
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No.127
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毎月300字小説企画 のお題に挑戦しました。お題は「待つ」です。
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「大人しく待ってなさい。私がいいと言うまで来てはだめよ」
「ここは危険だから。お前を痛い目に遭わせたくないんだ」
待ったよ。充分待ったでしょ?
何度も寂しさで埋めつくされて、立ち上がれないほどに絶望しても、そうやって足を止めたよね。
二人の気持ちはわかってる。もう、小さな子どもじゃないもの。
そうよ、私、こんなにも大きくなったんだから。
——だけど、やっぱり耐えられない。何年経っても、他の誰と触れ合っても、胸の中に空いた暗い暗い穴は、消えない。
ねえ。私の親なら、私の気持ち、わかってくれるでしょ?
——ああ。二人の顔が歪んでる。
だけどごめんね。お願いだから、もう、そっちにいかせて。
#[300字SS]