星空と虹の橋の小説を掲載しています。
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- こんな日は素直に休みましょう
2025/11/23 08:55:29 探偵事務所所長×部下シリーズ - 思いがけない小さな宝石たち
2025/11/18 14:42:15 探偵事務所所長×部下シリーズ - 【300字SS】拭えないまま
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2025/06/07 22:41:10 ショートショート・その他
No.149
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毎月300字小説企画 のお題に挑戦しました。お題は「金」です。
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(よし、今回も買えた!)
毎週金曜日だけ、よく通うスーパーに並ぶお菓子。それを購入するのが最近のルーティンになっていた。店内手作りだから? 一週間の疲れも取れるぐらい美味しいのだ。
「いつも購入いただいてありがとうございます」
次の週、いつもより遅くなってしまい、残り一個を無事手に取った瞬間だった。
自分と変わらないぐらいの歳——三十辺りに見える、エプロンをつけた女性だった。
「あ、ごめんなさい。いつも嬉しそうに買われていくので気になってたんです」
「い、いえ。め、目立ちますよね」
「いいえ。嬉しいです。また来週、お越しくださいね」
——心音が苦しいほど速い。まさか、あの子? 嘘だ、そんなわけないのに。
#[300字SS]